NetComメールマガジン第二十二号発刊




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Internet Mail Magazine・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・Date 2001/10/23(Tue)
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  NetCom からの情報発信・インターネットメールマガジン毎週火曜日発行
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┃■1.Index
┃□2.エンド・ツー・エンドの原則とIPv6 その@(文責:西村)
┃□3.「全国ブロードバンド構想」について(文責:田中)
┃□4.今週の技術情報他(文責:菰田)
┃□5.編集後記
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│□エンド・ツー・エンドの原則とIPv6 その@(文責:西村)
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  最近、一般の人にもIPv6という言葉が知られるようになった。IPv6の話にな
  ると、当然IPv4との違いという切口で語られるが、その本質は、インターネ
  ットの本来の設計思想への回帰にほかならない。

  そもそもend-to-endの原則は、通信路上に伝送誤りや故障の可能性がある以
  上、 エンドシステム間でのデータの検証が必要だという認識から生まれた。
  例えば、ファイル転送の場合、いくら信頼性の高い伝送路を構築しても、そ
  れだけでは転送を保証できない。他にも、ルータやホストにおけるメモリの
  ビットエラー、ファイルシステムのバグ、ディスクのエラー等が起こり得る。
  最終的にはアプリケーションがエラーチェックをする必要がある。

  end-to-endの原則の誕生は1970年代後半にさかのぼる。黎明期のインターネ
  ットにおいて、TCPとIPを分離して、複雑なトランスポート機能はエンドシス
  テムに任せ、ネットワーク内部は信頼性のないパケット配送だけを行なうとい
  う単純化が導入された。これは、回線交換でセッションを個別に制御していた
  時代の発想の転換だった。ネットワーク内部には最低限の機能だけを持たせて
  、新しいアプリケーションやプロトコルがエンドシステムだけで自由に導入で
  きるようにし、システムの柔軟性と拡張性を確保するというのがend-to-end
  通信の提案者達の主張だった。

  ところが、その後のインターネットの普及に伴い、さまざまな機能がネットワ
  ーク内部に導入されるようになり、その結果、end-to-endの原則が崩れつつ
  ある。ファイアウォール、NAT、コンテンツのキャッシュ、特定のアプリケー
  ションのためのプロキシなど、いずれもネットワーク内部に組み込まれ、通信
  路上でエンドシステムを装ったり、パケットの内容を操作する。これら個々の
  技術の影響は必ずしもend-to-endの原則を直接脅かす程ではない。しかし、ネ
  ットワーク内部の機能が複雑化し、ネットワークの透過性は少しずつ失われる
  傾向にある。ファイアウォールやNATの導入により、すでに多くのアプリケー
  ションは利用できなくなった。今日では、新しいアプリケーションを使おうと
  しても、これらの中継装置が足かせとなって、end-to-endでの新技術の導入が
  できない状況になっている。

  日経BizTech Special:IPv6のホームページ
http://premium.nikkeibp.co.jp/ipv6/

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│□「全国ブロードバンド構想」について(文責:田中)
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平成13年10月16日、総務省より「全国ブロードバンド構想」が公表されました。

この構想は、
・高速・超高速インターネットの全国的な普及に関する平成17年度までのスケ
ジュールや
・官民の役割分担、
・実際の利用見込み、
・ブロードバンドの普及により期待される社会生活の変化
等を明らかにするもの、ということです。

その内容については、以下に掲載されていますので、御一読ください。

http://www.soumu.go.jp/s-news/2001/011016_2.html


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│□今週の技術情報他(文責:菰田)
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●KDDIとISID、IPv6による動画配信の共同研究を開始
http://www.watch.impress.co.jp/internet/www/article/2001/1015/kddi.htm

●IPv6普及・高度化推進協議会、活動を本格化
http://www.watch.impress.co.jp/internet/www/article/2001/1015/ipv6.htm

●総務省試算、2005年にはブロードバンド加入者数は2000万世帯に
http://www.watch.impress.co.jp/broadband/news/2001/10/18/soumu.htm

●EZwebポータル機能、KDDIが31日開放
http://www.kddi.com/release/2001/1018/index.html


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│バックナンバー │
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 NetComさが推進事業ホームページにバックナンバーを掲載しています。
 http://www.netcom.gr.jp/
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│■編集後記
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  少し気が早いですが、今年もあっという間に年の暮れが近づいてきました。
  NetComの仕事をして4年がすぎましたが、「とにかく時間が早くすぎ
  ていく」というのが実感です。仕事のせいか?年齢のせいか?原因はよくわ
  かりませんが、最近数年の時間感覚は異常な感じがします。回りの人に聞い
  ても少なからずそう感じているようでなので、世間自体が時間感覚を異常に
  しているのかもしれません。個人的には、今月くらいから微調整に入り、年
  末には1年を振り返るくらいの余裕を確保したいと思っています。(西村)

  ◇サンタクロースのクリスマスカード
http://tabicom.com/contents/feature/finland/f1.html
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去る10月20日(土)〜21日(日)の2日間、吉野ヶ里歴史公園で開催された
「2001年佐賀元気まつり」で、私は「ひみかのインターネットカフェ」という
コーナの企画、運営を行いました。(協力:佐賀県ソフトウェア協同組合、佐賀新聞
・長崎新聞インターネット)
これは、「お客様にインターネットでくつろいでいただく」というコンセプトのも
と、インターネットに接続したPC16台を来場者に開放し、コーヒーを飲みながら
自由にネットサーフィンを楽しんでいただくという趣向で、うち6台は屋外のテーブ
ルでお使いいただくようにしてみました(ただし、21日は降雨のため屋内のみの利
用になりましたが)
終わってみて、「インターネットは確実に大衆に馴染みつつある」という手応えを感
じましたね。
実は、2年前も元気まつりで同じようなコーナーを企画したんですが、その当時は、
中高年層を中心に拒否反応が強かったような印象がありました。翻って、今回は、6
0歳過ぎの方でもあまり抵抗なく、「触ってみようかな」という感じでPCの前に座
る方が多かったですね。
そういう方々のお話しを聞いてみると、政府が推進している「IT講習会」の効果も感
じられます。実際に講習を受けなくても、自分の知り合いから講習会の話を聞いて、
「自分も」という動機づけが高まりつつあると実感しました。
ただ、そういう方々がすぐにインターネットを使い出すには、まだいくつかの障害が
あるのも確かです。真の意味でのインターネットの大衆化には「もう一押し」が必要
なようですね。
最後に、運営をサポートしていただいた潟Aトリエプロモーション様(大和町)、御
協賛いただいた轄イ賀新聞社様、佐賀シティビジョン蒲l、唐津ケーブルテレビジョ
ン蒲l、活ノ万里ケーブルテレビジョン様、潟Pーブルワン様、轄イ賀電算センター
様に対し、この場を借りて厚くお礼申し上げます。(田中)
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ITコーディネータ認定者の発表がありました。
第一回目の認定者になるだろうと思いますが、都道府県別の合格者
人数も公表されています。
我が佐賀県は残念ながらゼロ。
今回はプロフェッショナル特別認定制度での合格者ではないかと思われます。
今年度の募集・案内は既に終了。ちょっと早いような気はしますが・・。
来年は佐賀からも合格者を出さないといけないですね。(菰田)

ITコーディネータ協会
http://www.itc.or.jp/

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 編集元:NetComさが推進協議会 コンテンツ・アプリ開発グループ
     (komoda@sdcns.co.jp)
 編集者:NetCom事務局スタッフ 菰田、田中、西村
 発行日:2001年10月23日(火曜日)
 発行元:NetComさが推進協議会 コンテンツ・アプリ開発グループ
     〒840-0816 佐賀市駅南本町4番23号 佐銀リースビル 4F
     TEL:0952-28-7588 / FAX:0952-28-7590
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