NetComメールマガジン第三十八号発刊




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Internet Mail Magazine・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・Date 2002/02/19(Tue)
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  NetCom からの情報発信・インターネットメールマガジン毎週火曜日発行
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┃■1.Index
┃□2.韓国ブロードバンド視察−下巻(文責:西村)
┃□3.ケーブルモデムに関する国際標準の改訂について(文責:田中)
┃□4.今週の技術情報他(文責:菰田)
┃□5.編集後記
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│□韓国ブロードバンド視察−下巻(文責:西村)
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  韓国BBはADSLからCATVへ 〜あの、Hanaroも戦略変更〜

  1.大胆な戦略展開
    金大中政権のBB政策の先陣を切る格好で創業して以来、ADSLを武器に
    韓国NCCの最大手キャリアとしてKorea Telecomの立場を脅かす勢力ま
    でになったHanaroも、2002年から大きな戦略展開を行う決断をした。
    すなわち、韓国の世帯住宅の多くが集合住宅であり、新規にケーブルを
    敷設するのが困難であった点に目をつけてHFAを推進してきたのが創業
    期から今日までの経営の根幹であった。いわば、我が国でも悩みの多い
    集合住宅対策をHFAと言う大胆な手法で解決したところが功を奏したわ
    けだ。余談ではあるが、日本の不勉強な自称ITジャーナリストは、この
    現場の実態を知らずして韓国ADSL事情を紹介してきた。しかし電話局か
    ら加入者宅内までをスター状に通しでADSLを提供してる形態は、ソウル
    市内の僅かな加入者に過ぎないのだ。

  2.ビジネスモデルの4本柱
    Hanaroでは、2002年以降の自社のBBビジネスモデルを次の4本柱で整理
    している。
     (1)CATV:ADSLの限界を打破。市場環境に柔軟に対応
     (2)BB Access: ADSL、無線アクセスの導入
     (3)Voice:VoIPの充実
     (4)BB Application:CDN事業の立ち上げ

    Hanroはソウルを中心に7大都市の300世帯以上の集合住宅へのADSLサー
    ビスの提供に特化し、今日の事業基盤を確立してきた。しかし、自社光
    ネットワークを有し、モバイル事業をも傘下に持ち、資金力も豊富な
    KoreaTelecomの追従に屈する格好でADSL事業は苦境に立たされている。
    このため、2002年からはCATV事業の充実拡大に注力する戦略を打ち出し
    ている。営業上では、
     ・CATV High Speed Internet:戸建て住宅向け。3〜5Mbpsを提供
     ・CATV Internet Multi-line:SOHO、PC房向け。1台のケーブルモ
      デムでPC10台分のADSL回線を提供
     ・PC Plus CATV:CATV High Speed Internet+新型PCレンタルの
      パッケージサービス
     ・HomeLAN:集合住宅向け。HomePNAを利用。1Mbpsを提供
    を柱にしている。
    彼らのパンフレットにもADSLの広告スペースは極端に減少しCATV一辺倒
    になろうとしている。数年後の日本市場を見るようだ、と言うのは言い
    すぎか。

  3.初年度は買収作戦
    Hanaroは、既に、韓国のCATV-ISP最大手のThrunetを買収し、CATV-ISP
    事業を一気に拡大していく作戦だ。また、これまでの集合住宅中心型の
    営業戦略を中小事業所約300万事業所にも拡大していく。この背景には、
    韓国全世帯数1500万のうち2002年末には約1100万世帯にインターネット
    が普及することから住宅市場から事業所市場へのシフトをせざるを得な
    いのであろう。
    現在、ADSLのサービスメニューは以下の通りである。
     ・ハナコス プロ :8Mbps 約3800円
     ・ハナコス ミッド:4Mbps 約3100円
     ・ハナコス ライ :1Mbps 約2800円
    この中でプロの販売勧奨を積極化しようという作戦だ。

    さらに、これまでのADSL単純提供型の事業から、コンテンツも含めたト
    ータルサービスプロバイダーを目指す意向だ。中でも、共稼ぎの多い韓
    国ではHome Soppingが有力、と判断している模様。

    以上

    *下巻の終

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│□ケーブルモデムに関する国際標準の改訂について(文責:田中)
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今般、ケーブルインターネットで使用するケーブルモデムに関する国際電気通信連合
(ITU)勧告に、超高速インターネット接続に対応した変調方式を追加する改訂案
(日本提案)が2月16日に正式に発効される旨、総務省より公表されました。

http://www.soumu.go.jp/s-news/2002/020215_2.html

日本提案の特徴は、
・ 光ファイバーで実現している30Mbps以上の超高速インターネット接続が可能
・ 既存のアナログ映像信号の空きチャンネルを利用して超高速伝送が可能
というもので、総務省では、これによりe-Japan重点計画で示されている「2005
年までに少なくとも1000万世帯が超高速インターネット網に常時接続可能な環境
を整備する」との目標達成に寄与するとされています。

早ければ本年夏頃にはモデムメーカーにより製品化が図られることとなっており、
ケーブルテレビの普及率が高い佐賀県にとっては、今後の動きに注目していきたいと
ころです。

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│□今週の技術情報他(文責:菰田)
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●ビットメディアなど、P2Pを用いたストリーミング配信技術を開発
http://www.watch.impress.co.jp/internet/www/article/2002/0213/scast.htm
●2001年の国内PC出荷台数は対前年比7.8%減の1,284万台
〜メーカー別シェアではNECと富士通が同率首位に
http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/2002/0215/gartner.htm
●マイクロソフトのMessengerを利用して感染を試みるウイルス「JS_MENGER.GEN」
http://www.watch.impress.co.jp/broadband/news/2002/02/14/virus.htm
●「Microsoft(R) Visual Studio(R) .NET Enterprise Architect version
2002 MSDN(R) Deluxe Edition」日本語版を3月22日より(金)発売
http://www.microsoft.com/japan/presspass/releases/021402msdn.htm


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│バックナンバー│
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 NetComさが推進事業ホームページにバックナンバーを掲載しています。
 http://www.netcom.gr.jp/
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│■編集後記
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  バイクの話を一つ。学生のころからつい5年ほど前までよくバイクに乗って
  遊んでいた。学生の頃はトレール(今で言うオフロード車)、就職してからは
  オンロード、最後はトライアルという車歴。その中でも印象的なバイクは、
  CB400Fin1、1975年前後の短い期間に製造された名車だった。今でも時
  々この時期のことが突然頭をよぎることがある。バイクは単なる移動手段で
  はなく僕の青春とともにあった。(西村)

本田技研工業のページ
http://www.honda.co.jp/

CB400Fのファン達よのページ
http://www.hoops.livedoor.com/~ibupaper/?D=A
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 今、フィギュアアスケート・ペアの審判疑惑が注目を集めています。日本人として
は、ショートトラックスケートの「失格」判定にどうも合点がいかない気分です。シ
ドニーでの「シノハラの悲劇」もありましたし、どうもオリンピックになると、この
種の話が出てきますね。
4年に1度の大事なゲームだから問題が大きくなるのかも知れませんが、個人的には
むしろ「素人の素朴な疑問」の力に注目したいと思っています。
普段そのスポーツを良く知らない人でも、オリンピックではテレビにかじりつくわけ
ですが、知らないが故に「普通の目(プラス若干のナショナリズム)」で勝負を楽し
む(ま、消費するといった方が良いのかも)わけで、普通の感覚で考えて「えっ、
ウッソー」「違うんじゃない」といった素朴な声が、全世界レベルで一気に湧き起こ
るんでしょうね。
件のフィギュアスケートも、競技団体だけの大会なら黙殺されていたでしょうが、
「ミスした方がノーミスのペアに勝つことは常識的におかしい」という素人の視点
が、IOCを揺り動かしたんじゃないでしょうか。
欧米のメディアでは「フィギュアスケートはスポーツだがオリンピック競技からはず
すべき」といった論調もあるようですが、むしろ「素人の目」に晒されるオリンピッ
クこそ各競技のレベルを高める(「社会化」するという感じでしょうか)舞台として
積極的に活用されるべきだと思われます。
翻って、国内では「ムネオ号」や「ムネオ御殿」が賑やかです。マスコミはここぞと
ばかり攻め立てていますが、個人的にはマスコミに対し「あんたたちは前から知って
たんじゃないの」と言いたい気分です。「政治とはそんなもの」という玄人意識ゆえ
に、常識的に考えればおかしいことが見えなくなっているんでしょうか。過熱する報
道ぶりに反比例して、冷え冷えとした感じを持ちますね。(田中)
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中学生の部活動を保護者として見る機会が最近多くなりました。
我々が小さかった時は、保護者が学校に来るのが稀で、まして、
練習試合、公式試合を見に来る事などなかった。自分の親が学校に
来る事自体を嫌がっていたのを覚えています。
遠征では送迎までしてもらい、恵まれているような、監視されて
かわいそうなような・・。道草もできないよな〜。と試合を見ながら
ぼんやり考えていましたが、子供達の目は真剣でキラキラ輝いて
いるのは今も昔も同じ。ファイト〜!一発。(菰田)
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 編集元:NetComさが推進協議会 コンテンツ・アプリ開発グループ
     (komoda@sdcns.co.jp)
 編集者:NetCom事務局スタッフ 菰田、田中、西村
 発行日:2002年02月19日(火曜日)
 発行元:NetComさが推進協議会 コンテンツ・アプリ開発グループ
     〒840-0816 佐賀市駅南本町4番23号 佐銀リースビル 4F
     TEL:0952-28-7588 / FAX:0952-28-7590
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